初めまして。
旦那と小学2年生の長男と発達障がいの長女5歳と重症心身障がい児の次男5歳の5人家族
看護師のパートで働きながら起業を目指している主婦です。
起業にするにあたり、少しでも多くの方に応援していただけたらなと思ったのと、起業までの道のりをリアルタイムでお伝えすることで、起業したいと思っている主婦の方のお役に立てたらと思い、ブログをはじめました。
どうぞよろしくお願いします。
まず、なぜ起業しようと思ったか、綴っていきたいと思います。
私は双子を出産する時に子宮破裂を起こしてしまい、長女と次男は重症新生児仮死で産まれてきました。
長女は出生後すぐ低体温療法を行い、治療の効果があり、障害は残ったものの友達と楽しく保育園に通うことができています。次男は低体温療法の適応にはならず、延命治療の末、命は救われたものの意識は戻らず、常時人工呼吸器装着、痰の吸引、胃瘻からの栄養注入が必要な医療的ケア児となりました。そんな次男は1歳半の時に退院でき、それからは自宅で過ごしています。
二人の障がい児を育てていく中で、理不尽なこと、心無い言葉を言われたこと、障がいがあると保育園に受け入れてもらえない、保育園が無理なら療育センターに通うしかないが、人工呼吸器装着していたら見てもらえる療育センターがないなど、いろいろな壁を感じました。
また、介護する側の問題もいくつも出てきました。24時間介護で疲れ切っている母親の休息時間はない。介護により仕事をやめなければならなくなり、社会から孤立する。経済的困窮に陥る。
これらのことを改善する何かいい方法はないかと市に相談にいくと、相談しても利用できるものはないと言われ、向き合ってもらえず、心無い言葉を言われ涙したりして、だんだん心までも疲弊して何も考えられない状態にまでなっていました。
そんな中、認定NPOフローレンスの駒崎弘樹さんの「政策起業家」を読み、社会の課題解決のために動くことで少しずつ社会が改善していくことがあるんだと分かり、政治家ではない普通のわたしにできることも何かあるのではないかと思い、政策起業家を目指すことになりました。
政策起業家となるためにはまず起業しないといけないのですが、私がやりたいと考えたのは、医療的ケアが必要な子供の子供用具・雑貨専門店でした。
私が実際、子供を家に連れて帰って一番最初にぶち当たった壁が、医療的ケアが必要な子供を育てるための必要なものが何か全く分からない。病院では吸引に必要な物品、お風呂に必要な物、移動に必要なものぐらいしか教えてもらえません。家に帰って毎日来てくれる訪問看護師さんに必要物品や方法を聞きながら手探りでやっていくけど、訪問看護師さんも十分な知識があるわけではないので、なかなかしっくりくる物や方法がなかく。インターネットで情報を収集して方法を考えることもできたと思うんですけど、その時の私はまだ、子供の障がいを受け入れることができていなかったため、どうやったら自宅で楽しく過ごせるかという情報よりも、障がいの予後や障がいの原因などを必死に調べていたので、日々のケアをどうしていくかまでたどりつけなかったのです。
医療的ケアが必要な子供を育てることに慣れた今は、買い物はインターネットで探すか、子供用具専門店に行くのですが、ほしいものがなかなかないんです。インターネットで見つけても、高くて買えない。インターネットは品物が散らばっていてほしい商品を見つけられない。特殊な加工がされている商品は試してみないと、自分の子供に使えるものなのか分からないから買えない。
なので、障がい児用の商品を試しに使ってもらって納得して購入してもらえる専門店があればいいなと思いました。
今は目標ができただけなので、これから何をしていけばいいのか調べて、行動していく段階です。
ゼロからのスタートなので右も左も分からないですが、目標に向けて頑張っていく気持ちだけはメラメラと燃えているので頑張んばります。
日々進歩していることが見せられるように、ブログの更新をしていきたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いします。